2000年結成。沖縄県うるま市出身。グループ名の「HY」は、彼らの地元・東屋慶名(Higashi Yakena) の地名が由来。
2003年2ndアルバム『Street Story』をリリースすると、インディーズとしては史上初のオリコンチャート初登場&4週連続1位という偉業を達成し、ミリオンセラーに。以来、15枚のアルバムをリリース。
彼らのもう一つの特徴として、シングルリリースを一切行わず、アルバムのみ発表で、トップヒッターアーティストになっている。2010年に第61回NHK紅白歌合戦に初出場。2012年10月スタートのNHK連続テレビ小説『純と愛』の主題歌に、「いちばん近くに」が、挿入歌に「二人で行こう」が抜擢され、第63回NHK紅白歌合戦に2回目の出場を果たした。
HYの最大の魅力は、LIVE。地元沖縄でのストリートライブには2万人が詰めかけ、大きな話題となる。
これまで4度の全47都道府県を回るライブツアーや、全国アリーナツアーを敢行。2007年から海外ツアーもスタート。カナダ、アメリカ(NY、LA、テキサスなど)の主要8都市、台湾、韓国でも実施。ライブバンドとしても日本を代表するアーティストに。
更に2011年には、HYとしては初の主催イベント『SKY Fes 2011』を開催。
子どもたちに夢、希望を、そしてその想いは空=SKY を通じて繋がるんだ! という彼らの真っ直ぐな思いをコンセプトに、音楽、アート、伝統芸能を集めたFesを発案開催した。また、アウトドア・ワークショップ“HeartY Village”は、その発展系としてスタートしたもの。
自然にあるものや、不要になった日用品を使って、楽器作りのワークショップを開催している。『AM11:00』『366日』など、多数のヒットソングを産み出しているHY。2018年8月22日、自身初となるセルフカバーベストアルバム『STORY』をリリース、そのアルバムを引っさげた4度目となる47都道府県ホールTOURは、全会場SOLDOUTとなった。
2020年、結成20周年を迎えた彼らは“More Local , More Global”をテーマに地元での活動から県外そして近年は南米(ブラジル・ペルー)での公演も行う。
2021年は地元うるま市初の観光大使となり、沖縄県世界自然遺産大使としても任命される。
2011年から開催している「HY SKY Fes」は、2023年3月開催。前夜祭入れて3日間の開催へ拡大し、2万人のお客様と共に青い空の下、4回目のFesは大団円を迎えた。
6月からは15枚目のアルバム「Kafuu」を携えて「HY Kafuu Tour 2023」を開催予定。Kafuu=幸せの便りを届けに全国へ。