2017年7月27日

その後・・・

悪夢のフィリピンを終え
僕の中で一つの感覚があった

魚になろう・・・・
あの日の海で思った思い
それを実行しよう
シュノーケリングではなく潜る

これだなと思い検索開始

50歳 ライセンス 関西

という検索ワード

沖縄にあった年寄り専門のショップ
連絡をする 僕の希望と日程があわない
せっかく貯め込んだマイレージで往復可能なのに・・・

さらに検索をすると
家の近所にショップがあった
連絡をして説明を受けにお邪魔する

若い方だった 人当たりも良い ついでに高くない

この人にお世話になってみよう
そう思い学科を受け始める
学科は問題なくクリア

海洋実習が始まる
脂肪の固まりと化した体が沈むのか
僕サイズのスーツはあるのか
不安が一杯だった

器具の説明を受けている際に先生の言葉にイライラする
なぜだろう
高校を卒業して以降人にモノを教わったことがないからか?

丁寧語で上から言われるってこんな気持ちなんだ・・
ちょっとしたイラッの連続であった
器具の名前なんて知らんわい
何に使うかさえ分かっていればいいやん おっさんは心の中で毒を吐く

勝手にするなとキツく言われる
でもこの30年勝手にしてきたし学科で習ったことは勝手に実践したいのだ
向いてないのだろうか?

海の中は団体行動が基本だそうだ
それは理解していた だって酸素なくなったらもらわないとダメだから

講習が始まる  
10㎏のボンベと8㎏のウエイトを
体に巻きつけてついに潜る

最初よりウエイトを追加されやっと沈む
口呼吸は問題ない でも違和感しかない


初級なので緊急時の対策をする
自分から緊急事態を作って対処法を習うのだ

頭で理解していても体がついてこない
呼吸できないという恐怖心が僕を包む

水深3mほどの場所でマスクに水入れたり
呼吸器を口から外したりと色々する
怖かった
ただ怖かった

とある講習の際 誤って水を飲んでしまった
苦しい 
勝手に緊急浮上

怒られる危険行為だ
知っている でも浮上したい

浮上し浮き輪に捕まる
案の定 凄く怒られた
僕のやる気は完全になくなった
でもそれを悟られぬように再度潜る

アレして コレして 指示がでるが
ちょっと待ってと手で合図をし
海底でウダウダしていた 気分はまだ晴れない

ちょっと泳ぎますか?という文字が目にはいる
僕の態度に呆れたのか 気分転換を勧めてくれた

泳ぎましょう
魚になりましょう

横について深く泳ぎながら沖へと進んでいく
後で聞いたが水深は8m程だったそうだ そういえば何度かやばそうなので
耳抜きしたなぁ

10分ほど魚になった
気分は晴れていた でも基礎講習はうざいと思っていた

ロープを指差しあれを使って浮上しろという指示
仕方ないから従う
浮上完了
陸に戻り次回の講習内容を説明される
とりあえずプールで再講習だそうだ

なんの???と思ったが
緊急事態の時の講習がまだ終わってないそうだ

後日プールに行った
なんの問題もなく終わった でもやっぱ月日が経つと
水中が怖いと思ってします

それ以降講習のスケジュールを送っていない

さて4万ドブに捨てるのか
とりあえず初級だけ取りに行くか

悩み中

posted by ohno at : 18:07