6/20『熱動』@なんばHatch ライブレポート
★LOW IQ 01 & MASTER LOW
GREENS 20th Anniversary『熱動』のスタートアクトは、通称"いっちゃん"ことLOW IQ(洒落者らしいド派手なスーツ姿も一興!)が、バンドMASTER LOWを率いて登場!トップバッターということは、もちろんオーディエンスも完全にフルエナジー状態。まずは『SUPER PRODIGY』で、フロアの熱気を一気に上昇。『RULES』や『T・O・A・S・T』といった、軽快なリズムと身体を揺らせる絶妙なサウンドや『五日はまた雪』のライブバージョンなど、この日の選曲はまさに「これぞ生ライブの醍醐味!」とも言うべき、"聴かせて踊らせる"圧巻のライブパフォーマンスを披露。「GREENSさんにはRUSH BALLでお世話になっていて...でもなぜか今年は呼ばれてないですけど!(笑)」という自虐ネタを織りまぜつつ、ファンと共にアニバーサリーを祝福した。ロックとは、ライブとはかくあるべき、というひとつのスタイルを堪能できたステージだった。
★FIRE BALL w/HOME GROWN
今回、唯一レゲエフィールドから参加のFIRE BALL。彼等が登場する際のお馴染みのイントロが流れるや、そこかしこでライターの火が灯り、タオルを掲げたオーディエンスたちが4人のDee-Jay の姿を待ちわびた。マイティ・クラウンファミリーが掲げる今年のテーマ「0~ZERO~」の揃いのTシャツで登場し、まずはこの夏にリリースされる新アルバムからのリード曲『ZERO』を披露。それに続き、『BRING IT ON』や『Light Up The Fire』など、ワンマンステージでもなかなか聴くチャンスが少ない過去アルバムからのヒット・チューンをはじめ、ジミー・クリフの名曲『You Can Get It If You Really Wants』のカバーなど、ジャンルを超えて楽しめる選曲を連発。CHOZEN LEEの「20周年おめでとう!今日は、GREENSがSUPER STARです!」という言葉と共に『SUPER STAR』を熱唱し、再び新曲の『DREAMER』で締め括るなど、メッセージ性の濃いステージを魅せた。
★RIZE
今回のイベントのラストを務めたRIZE。ステージに登場するや否や、間髪入れず『KAMI』で会場内の空気をさらにアッパーに盛り上げ、それを合図にフロアのキッズ達はモッシュの嵐でレスポンス。それに続き、コカコーラのCMソングでお馴染みの『ZERO』のイントロが聴こえると、後方で眺めていた RIZE初心者とおぼしきオーディエンスもキッズたちでパンパンのフロアに参戦し、会場は圧倒的な一体感に包まれた。さらに『カミナリ』や『ピンクスパイダー』といったRIZEの過去からのヒットナンバーもフォローし、ファンにもビギナーにも嬉しい選曲満載で、タオルやライターをかざして反応するオーディエンスの姿も。一瞬の出来事だったような錯覚を覚えるほどヒートアップした約40分間のステージも、アンコールの『Far Eastern Tribe』『NAME』でいよいよ終演。ちなみにこの日のJESSEからの祝辞の言葉は「GREENSもハタチということは、もうピ●サロとか行ける歳だね」(笑)。
- 2010年7月 8日
report - 6/20『熱動』@なんばHatch ライブレポート
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